よく着た麻のジャケット
「気に入ると、こればっかり着ていくの!」と、
よく奥さんがご主人の服をクリーニングに出される時に
聞く事があります。
気に入ると、そればっかり着る!というのは分かります。
その服を着ていると、落ち着くような、それに安心する!
といったことがあるように思えます。
それで今日、店にピンクの麻のジャケットを持ってこられ
「この上着、今年はよく着ました。
もうそろそろ、片付けるので汗もしっかりと落としておいてください。」
と言われました。
受け取ると、袖は捲り上げられているままで
衿は、色が変わっていました。
捲り上げられた袖を下ろすと、筋状に衿と同じように色が変わっていました。
それを見て、
「この黄色っぽい筋は、色が退色しているようです。
衿だけでしたら、そこを地直しすればいいのですが
袖の、この何本もある筋を直すのは大変で手間がかかります。
しみ抜きをして、洗って直るものではないですよ!
きれいにするのには、全体を染め直す。という方法がありますが
どうしましょうか?」
と、説明をすると
「そうなのですか・・・
もう寿命ですかね~・・・
分かりました、諦めます。」
と言われ、持って帰られました。
よくある、汗などの黄変ジミ。
これは染み抜きで、きれいになるのですが、
今回のように、色の変退色は、
そのもの自体の色の何色かがなくなっているので
その色を足してやらないと元に戻りません。
暑すぎた今年の夏。
夏服もかなりのダメージを受けています。
気に入った服を、来シーズンも気持ちよく
着るために、しっかりとしたメンテナンスをしましょうね!
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