白のパンツを白くして
「しばらく着ていると、薄汚れてなんとなく黄ばんできたみたいで
白くすることが出来ますか?」
と、白色の綿100%のパンツを持ってこられました。
黄変を取るしみ抜きの要領で、
全体処理をしてきれいになりました。
ところで、私たちが物を見ると色が付いていますよね。
その色って、光が反射してその反射の色が
そのものの色として認識しているのです。
原則として、ここでは色相の感覚を与えない光、
白色光の下での話です。
光には、色々な色の光があってそれぞれに
長さの違う波長があります。
全ての波長の光が反射して、目に届くと
その物の色は、白色に見えます。
また、青い光が反射され、それ以外の光が
吸収されると青色に見えるのです。
衣類が黄ばんで見えるのは、
波長が短い紫から青色の光が吸収され
残りが反射されるからです。
そこで、蛍光剤が威力を発揮するのです。
蛍光剤は、太陽光の紫外線を吸収して可視光線の
紫から青色の光の波長を放出して、
衣類の黄ばみのところで失われている青色付近の色が
補われ、全ての可視光線が反射されているのと同じように
なり、白く見えてくるのです。
木綿や紙などの素材は、生成りです。
それらを白くするのに、蛍光増白剤を用いて
紫から青色を補って白くしているのです。
蛍光剤を用いて白くしている衣類を、
繰り返し洗濯をしていくと、蛍光剤が取れていき
黄ばんだように見えるので、蛍光剤入りの洗剤を
用います。
自店に持ってこられた、上記で書いたパンツは
蛍光剤を用いたような白さではなかったので
蛍光剤は使ってはいません。
エプロンやハンカチなど“おや!”と思うものは
一度、蛍光増白剤入りの洗剤で洗うと
きれいになりますよ!
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