ホームブログ足立の“こだわり”

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2009年03月05日

ネーム入れ

「クリーニング屋さんは、よく間違えもなしで
 出した服が返ってきますね!」
と、よく言われます。
 クリーニング業は、お客さんから預かった
衣類をきれいにして、その衣類の持ち主である
お客さんに返して、一つの仕事が終わるものです。
 その衣類が、持ち主のお客さんに返らなければ
クリーニング業は、成り立ちません。

 衣類の管理は、それぞれのクリーニング屋さんで
若干、違うものですが、ほとんどは
お客さんの名前やその衣類を番号で管理する方法です。

 足立クリーニング店では、一つ一つ、名前の
タッグ(細長い紙で、ボタンホールなどにホッチキスで止めてあるもの)
をつけます。

 店頭では、当たり前ですが、すぐに付けられますが
車で集配をしている時は、
預かってすぐ、というのが中々できません。
 お客さんのところに伺う時間が、
ある程度、同じ時間でないとお客さんを待たせる場合が
あるため、時間に追われるとネームタグを
その場で付けずに、信号待ちや集配中の空いた時間に
集中的に入れたりします。

 その車の中で、ネーム入れをする時の道具が、これ
dougu.2.0935.jpg

 足立クリーニングでは、赤色の様タッグを通常使っています。
赤ですと、衣類の何処にタッグが付いているかわかりやすいためです。
が、高温処理をする白いYシャツなどに赤色タッグをつけると
赤色が付いてしますので、その時は、白色を使います。

 黄色のタッグは、お客さんが言われたことを書く
メッセージタグです。
これは“急ぎ”“右袖にシミあり”“裾を3cm短くリフォーム”など
それぞれの衣類に、お客さんの要望を書いて付けます。

 ボールペンは、クリーニング専用で、
水洗いしてもドライクリーニングをしても文字が消えたり
にじんだりしません。

 最後に、紙テープは、ホッチキスができない物
シルクのスカーフや着物などをくぐって、名前を書いて
店に帰ってから、糸で輪を作ってタグを付けます。
 また、ポケットチーフが一枚出た場合、それだけを
集配で受け取った衣類の中に入れると、
帰って衣類点検の時に、他のものにまぎれてしまって
紛失の恐れがあるため、それをくぐって
洗濯物の中でも存在感を出すために使います。
 例えば
dougu.0935.jpg
 このようにすれば、ポケットチーフがある!とわかるでしょ。
 今回は、チーフと一緒に、小さいテーブルセンターを
受け取ったので、2つ一緒にくぐっています。

 このようにして、紛失“ゼロ”を毎日実行しています。

2009年02月11日

プロの仕事

建国記念日の今日、いつもより早く仕事を
終わらせてもらい、夕方に髪の毛のカットに。

いつも行っているカットハウスは、
近くに6軒ほどの理髪店や理容店がひしめき合っている所
ですが、いつもお客さんで一杯です。
頑張っておられます。
予約制なので、5分ほど待つと私の順番に!
そういえば、私の小さい時は、この予約制がなく
2,3時間平気でまっていたような・・・(便利で楽になりました。)

カットは、そこのオーナーにやってもらうのですが、
シャンプー・髭剃りは若い子がします。
オーナーと雑談をしながら、カットが終わり
若い子に代わって
「顔を剃らせていただきます。」
椅子の背もたれが倒れ、蒸しタオルを
そしてシェービングホームをつけて剃っていくのですが
額などの顔上半分と、鼻下やあごの顔下半分とでは
カミソリが肌に当たる感覚が違うのです。

「なぁ?額を剃る時とあごを剃る時では、カミソリを替える?」
と聞くと
「はい!額の時は一枚刃、鼻下やあごは二枚刃にしますよ。」
「なぜ?」
「一枚刃は、剃れ味がいいのですよ。産毛などを剃る時は、
 剃れ味のいい刃でサッと剃ります。
 でも、鼻下やあごはひげが、しっかりとはえていて
 一枚刃ですと、何回も剃って肌にダメージを与えます。」
「一枚刃と二枚刃のカミソリは、違うの?」
「はい!二枚刃の刃に一枚刃のカミソリが使えたら
 経費も助かるのですが、一枚刃と二枚刃の刃はちがうのです。」
などなど、カミソリの話で盛り上がりました。

なるほど、いろんな所で、プロとしてのこだわりがあるのだな!
と関心をしました。

クリーニングでも同じで、同じ服でも汚れ方によっては
洗いが変わってきます。
当然、汚れがひどいとサッと洗うだけではダメです。
かといって、ゴシゴシと力任せでは、服にダメージを与えます。
そこは、クリーニングのプロのこだわりで、ダメージを
最小限に抑えて、きれいにするのですが、
やはり、あまり汚れていない服を洗うほうが
ダメージを与えずにきれいに仕上がります。

汚れる前に、クリーニングに出された方が
そのお気に入りの洋服を長持ちさせるコツですよ!

2008年04月01日

20年度の始まり

4月1日、肌寒い一日でしたが、
鴨川は、桜の花が開いて川岸はピンク色に
染まりかけてきました。

ここしばらく、このブログの書き込みができず、
気になっていたのです。
3月の後半は、年度が代わるので
色々と引継ぎがあり、
また、冬物の仕舞い洗いなどでクリーニングが
忙しくなるため、その準備等で時間がなく
パソコンの前に座る時間が、ほとんどありませんでした。
ですが、また4月から書き込んでいきますので、
宜しくお願いします。

3月の後半は暖かく、コートなどの重衣料は
早くから仕舞い洗いに出ました。
コートなどは、ほとんどシミはなく衿や袖口、身頃などの
汚れを落とす事で忙しいのですが、
年々、洗いが細分化していっています。
少し前でしたら、ドライクリーニングか水洗いでよかった
のですが、ドライ洗い×、水洗い×の衣料が増えてきています。
また、水洗い×の衣料がよく汚れていて
ドライクリーニングではきれいにならないものも多くあります。

そうなってくると、水をうまく使って汚れを落とし
風合いや型崩れしないように、きれいにしていかなければなりません。
そのために、衣料に対して一品一品の洗いをしなくてはならず
洗いが、いく通りにもなって細分化していくのです。

ですが、このような事をしているので
お客さんは、
「もうダメかと思っていたのに、よかった!」
と、喜んでいただいています。

これからは、セーターなどが仕舞い洗いに出てきて
染み抜きも忙しくなっていく事でしょう。
忙しくなって、仕事が流れ作業にならないように
気を引き締めていきますので、宜しくお願いします。

2008年03月04日

着物の仕上げ

19年度、最後の月。
3月に入って、あちらこちらで卒業式が
行われています。
京都の公立高校の卒業式は、毎年3月1日。
今年は土曜日のため、2月29日の金曜日。

その先週の金曜日に集配先のお客様が
「今日は孫の卒業式で、朝5時半に美容室に行って
 振袖の着付けに行ってますねん!」
とのこと。
そのお客様の所は、去年の秋ごろから
週2回、火曜日と金曜日に集配に行かせてもらっています。
で、今日(火曜日)に伺うと
「足立さんのところで、長襦袢を洗っていただけますか?」
「はい、やらさせていただきますよ!」
「前のクリーニング屋さんに、この長襦袢を頼んだら
 ぺっしゃんこに仕上がってきていて、がっかりしました・・・」
「丁寧に仕上げてきますので、仕上がりを見てください!」
と言って受け取ってきました。

私は、不入流で着物の洗い・しみ抜き・仕上げと教えていただいているので
今日のお客さんの「ぺっしゃんこ」の意味が分かります。
着物の仕上げを知らなければ、
「ぺっしゃんこ」の意味が分からず
「アンゴラや獣毛品などが「ぺっしゃんこ」というのは分かるが、
 正絹でできている着物が、どこが「ぺっしゃんこ」やねん!!」
とパニックになっているかも知れません。
挙句の果てには、蒸気をバンバンあてて
そのまま畳んで、持って行っているかもしれません。
正絹の着物などは、蒸気はほとんど使ってはいけません。
着物は、湿気を嫌うものです。
その嫌いな湿気(蒸気)を与えて、そのままにするのは
着物のメンテナンスをしているのと反対の行為をしているようなものです。

と、偉そうに言っていますが、
去年の秋に
「お宅に出した浴衣、「ぺっしゃんこ」に仕上げっていて
 かっこが悪い!」
とクレームを受けたことがあります。
その時は、浴衣を少し軽く見ていたのかもしれません。
反省しています。

着物も浴衣も襦袢も、しっかりとした仕上げをしなければ
お客様は納得していただけません。

さあ!気合を入れて、襦袢を仕上げましょうか!

最後に、卒業された皆さん。
おめでとうございます。
4月からの新生活、頑張ってください! 

2007年12月17日

水洗い

今日、ある会社の事務所に集配に伺った時のことです。
その事務所には、ここ一ヶ月前から伺っている
新規のお客さんの所です。

事務所の中に入ると、いつもの女性の方ではない
女性の方が出てこられました。

「足立クリーニング店です。いつもありがとうございます。」
「あ~っ、新しいクリーニング屋さんやね!
 私は、まだ○○クリーニング屋さんにお願いしているの!」
「はい、聞いています。どちらにするかは、もう少し様子を
 見てから!って言われていますので、頑張りますので
 よろしくお願いします。」
「おたくは、スーツなどを水洗いできる?
 今、出している○○クリーニング屋さんは水洗いができる、
 ということなので、以前のクリーニング屋さんから
 ○○クリーニング屋さんに替えたのよ。」
「そうなのですか!私の所でもできますよ!」
「ふ~ん、それじゃまたお願いするかもしれないのでよろしくね。」

との会話で終わったのですが、
その会社を出てから、まだまだ足立クリーニングの事が
判ってもらってないな!と実感しました。
色々と説明はさせてもらって、プリントも出させてもらっているのですが、
最後は、やはり実際の仕事の仕上がり、なのでしょうか?!

また、一つ一つの仕事をしっかりとしなければ!
と思った一日でした。


2007年12月07日

臭い

「このズボンのお茶のシミ、落ちますか?」
と、昨日、女性の方が私の所に持ってこられました。
見てみると、他店に一度出されていて、
そのままの包装で持ってこられました。
クリーニング屋さんのカバーを外して見てみると、
ウール100%のベージュ色の女性用のズボン。
そのズボンに、腿のあたりから膝下までに茶色くなった
シミがはっきりとついています。

「他のクリーニング屋さんに出したら、これ以上は無理です。
 といわれて、もうダメでしょうか?」
「一度、しみ抜きをして見ましょう!
 来週の火曜日に仕上げますが、それまで預からさせてもらっても
 いいですか?」
「いいですよ!よろしくお願いします。」
ということで、しみ抜きをさせてもらうことに。

そのしみ抜きを、今日の午後からするので
もう一度、そのズボンをチェックしていると、
なんか臭いがするのです。

「なんだ?この臭いは!」
と思い、あたりを見渡してもそれらしきものはなく、
手に持っているズボンに鼻を当てると、
「これか!」
この臭いは、ドライクリーニングの脂肪酸での臭い。

ドライクリーニングは、水洗いのように洗濯した水を捨てて
新しい水を入れて濯ぐ、という工程はしません。
ドライ溶剤で洗って、洗濯をしたあと捨てずに
フィルターと活性剤を通してタンクに戻して
また次の洗いにその溶剤を使います。

このように溶剤を循環してドライクリーニングをしていくので、
溶剤管理をしっかりとしていないと、
先ほどの女性用のズボンのように、嫌な臭いが付いたり、
又は、汚れが付着したりします。

最近、臭いに敏感になっている方が増えてきています。
クリーニングも,きれいにするだけではなく
臭いもしっかりと除去しなくてはいけないと思います。

“人の振り見て我が振り直せ”で
自店のドライ溶剤のチェックをして
溶剤管理をしっかりとしていこうと思わされた今日でした。

ところで、先ほど出てきた“脂肪酸”については
後日に取り上げます。
それと、ズボンのシミは取れましたよ!
ダメですね!最近、洗い場にカメラを持っていかなくなって
しまって、しみ抜き画像を撮る習慣がうすれています。
これも来週あたりからしっかりと撮っていって
またアップしていきますので、
よろしくお願いします。


2007年10月31日

汗抜きクリーニング

夏物衣料の仕舞い洗いの真っ最中の今、
しみ抜き依頼の中で、圧倒的に多いのが脇の汗ジミ!

もちろん、夏の間、着用していて汗が付いて
シミがでてきているのだと思います。

この2・3ヶ月での期間で、しみが出てきているのに
これから、夏物衣料をタンスやクローゼットに仕舞い込んで
来シーズンに出してきてみると、もっとはっきりとした
汗ジミがでるのは当たり前!と言えると思います。

サマーウールや麻のジャケットやパンツは、
夏の間にクリーニングをしていても、
ほとんどがドライクリーニングだと思います。
すぐに着用するのでしたら、ドライクリーニングでも
ある程度の汚れは取れるのでよいのですが、
ドライクリーニングでは、汗を完全に取る事はできません。

ですので、夏物衣料の仕舞い洗いは
ぜひとも「汗抜きクリーニング」をお薦めします。

「汗抜きクリーニング」は、水洗いXの衣料を
水で洗うので、縮みや色なきなどのリスクが伴います。
ですので、「汗抜きクリーニング」をやらないクリーニング店も
存在します。
「汗抜きクリーニング」は、知識と経験が要ります。
信頼のある店で依頼される事をお薦めします。

来週あたりに、私の所に届いた代表的な汗ジミの
しみ抜き事例を紹介する予定です。
一つは、綿のコートの汗ジミ、
もう一つは、綿ジャージのワンピースの脇が
汗で退色している事例を載せる予定ですので、
また、見に来てください。

風邪をひいておられる人が、多くなってきました。
お互いに気をつけて、短そうな秋を満喫しましょうね!

2007年09月20日

よく着た麻のジャケット

「気に入ると、こればっかり着ていくの!」と、
よく奥さんがご主人の服をクリーニングに出される時に
聞く事があります。

気に入ると、そればっかり着る!というのは分かります。
その服を着ていると、落ち着くような、それに安心する!
といったことがあるように思えます。

それで今日、店にピンクの麻のジャケットを持ってこられ
「この上着、今年はよく着ました。
 もうそろそろ、片付けるので汗もしっかりと落としておいてください。」
と言われました。
受け取ると、袖は捲り上げられているままで
衿は、色が変わっていました。
捲り上げられた袖を下ろすと、筋状に衿と同じように色が変わっていました。

それを見て、
「この黄色っぽい筋は、色が退色しているようです。
 衿だけでしたら、そこを地直しすればいいのですが
 袖の、この何本もある筋を直すのは大変で手間がかかります。
 しみ抜きをして、洗って直るものではないですよ!
 きれいにするのには、全体を染め直す。という方法がありますが
 どうしましょうか?」
と、説明をすると
「そうなのですか・・・
 もう寿命ですかね~・・・
 分かりました、諦めます。」
と言われ、持って帰られました。

よくある、汗などの黄変ジミ。
これは染み抜きで、きれいになるのですが、
今回のように、色の変退色は、
そのもの自体の色の何色かがなくなっているので
その色を足してやらないと元に戻りません。

暑すぎた今年の夏。
夏服もかなりのダメージを受けています。
気に入った服を、来シーズンも気持ちよく
着るために、しっかりとしたメンテナンスをしましょうね!

2007年07月20日

気分爽快!

爽快を辞書で調べると
「さわやかで気持ちがよいこと。」
と書いてあります。

好きなスポーツをして汗をかいて気分爽快に!
自然の中を歩いて、気分爽快に!
又は、今まで中々片付かなかった事柄を片付けて気分爽快に!
など、いろんな事で気分爽快になりますよね!

今日も、洗い場に入って、ふと目に入ったのが
全体が黄ばんでいる上着。
そのお客さんに、
「通常のドライクリーニングでは、あまり変わりませんよ!
 黄変の染み抜きと汗抜きをすれば、すっきりしますよ。」
と問い合わせると、
「そうですか、きれいになるならお願いします。」
ということで、処理!

思った通り、見違えるほどにきれいになって
洗っている私が、気分爽快に!

仕事をしていても、気分爽快になるものです!!

2007年04月26日

餅は餅屋

季節が変わって、暑くなってくると衣替えも進みます。
衣替えの最後の方は、シャツが半袖になり
長袖を仕舞い洗いされます。
今は、その段階ではないのですが、
先日、「ワイシャツの衿が汚れて、とってほしい!」
との依頼がありました。

シャツは洗ってあるのですが、
衿が、うす汚れっていて確かに綺麗!という状態では
ありません。
「家で洗っているのですが、なんとなくよごれてきて・・・」
と言われていました。

そこで、家庭洗濯とプロの洗濯の一番の違いは、
使う洗剤の違いや機械が違う、のほかに
なんといっても、高温で洗う!という事です。

最近の家庭洗濯機は、ななめドラムや乾燥機付き・
オゾンの力で殺菌するなど
私たちが見ていても、すごい機種が出てきています。
それでも、50度・60度、それ以上の高温のお湯で
洗う事は、なかなかと出来ません。

高温ですと、その洗剤の能力を最大限、引き出せます。
ですので、プロが洗うYシャツは綺麗なのです。
ただ、何でもかんでも高温では洗えません。
そこを選別するのが、プロです。

それに、仕上げもプロの方が綺麗にいっていると
思っています。
仕上げには色々と、不満の声は聞こえてきそうですが、
本当に大事にされているシャツは、
その旨をお店に伝えてください。
値段は、高くなりますがボタンの破損や
気に入らないシワはなくなるとおもいますよ!

“餅は餅屋” “洗濯は洗濯屋”
家庭で洗っておられる方、洗濯屋さんに依頼されると
やはり違うな!と感じられますよ!

2007年01月17日

クリーニングの集配

先日、このホームページを見てくださっている
お客様から、クリーニング依頼の電話をいただきました。

「ホームページを見て、電話をしています。
 住所は、○○○ですが、来てもらえますか?」
「そちらの方面は、火曜日・金曜日のお昼頃に
 集配をしています。ご都合はどうでしょうか?」
「火曜日の昼前までなら居ますので、お願いします。」
ということで、そのお客さんの所に伺いました。

お客様の所には、赤ちゃんが奥で眠っていました。
「子供がいて、なかなかとクリーニング屋さんにいけなくて、
 クリーニングを出しには行くけど、引き取りに行けなくて。」
と言われ、その後に
「このクリーニングを、また持ってきてもらえるの?」
との質問。
この質問は、今までなかったので少しびっくりしましたが、
「はい!お急ぎでしたら、その日時に間に合うように仕上げます。
 お急ぎでなければ、一週間ほどいただいて持ってきます。」
「そうですか、ではこの主人の背広とネクタイは今週中に、
 後のものは、一週間後でもいいですよ!」
「では、背広とネクタイは金曜日にもってきます。」
「それで、お願いします。」
という事でクリーニングをさせてもらいました。

お客様にとって、クリーニングを店に依頼するという事は
もって行って引き取る、二回、店に足を運ばなくてはいけないのです。
これって、特殊ですよね。
それだけ、お客様に負担をしてもらっているのですから、
お客様のご要望にかなう仕事をしなければいけないと、
自分に言い聞かせています。

また、店に行く煩わしさがない集配サービスをしています。
集配可能地域をホームページに載せていますので、
その範囲の中でしたら、伺わせてもらいますのでよろしくお願いします。
それ以外の地域は、宅配サービスをさせてもらっています。
当店に郵送又は宅配で送ってください。
出来上がりは、宅配で送らせてもらっています。
こちらの方も、重ねてお願いします。

2007年01月05日

2007年

あけましておめでとうございます。

2007年、平成19年、初めてのブログ書き込みです。

初めてなので、今年の目標を!

仕事は、品質をよくしていき、お客様が何を望んでおられるのか?
を常に考えて行動していく!
そのために、お客様の“声”を聞いていく!を心掛けていきます。
ですので、どのような些細な事でもいいですので、
どんどんと意見を言ってください。

私自身としては、“邪魔くさいをなくす!”です。
言葉の表現としては、“邪魔くさい”はいけないのですが
“邪魔くさいをなくす”とは手間がかかって急がなくてもよい仕事ですが
先に片付けるということです。
仕事に邪魔くさいはいけないのですが、
心の中で 「これは後でいいや!」と思って後回しにすることを無くす!
を自分に言い聞かせています。
これは、去年の3月頃に自分自身に言い聞かせ実行した事ですが、
今年も、このことを自分自身に言い聞かせていくつもりです。

去年よりも、品質・サービスを向上していこうと思っていますので、
今年も、足立クリーニング店をよろしくお願いします。

2006年12月12日

ウールは身を守る

羊の代名詞的な存在であるメリノ(Merino)種は、
世界各地に広く分布し、世界で最も優れた品質の
羊毛を最も多く産出している羊種です。

その羊から取れるメリノウールの原毛には、
ラノリンなどの脂肪質を含んでいます。
この状態のウールを“脂付き”と呼ばれています。

しかし、この脂付きのウールには臭いがあり、
また、好みの色に染めにくいため
精錬漂白をして、無色無臭にして好みの色に
染めて服地を作ったり、編んでセーターやカーディガンを
作っています。

一般に売られているウール製品には、ラノリンは取り除かれて
いるのですが、漁師が着るフィッシャーマンズ・セーターには
ラノリンが含まれている原毛で作られているものがあるみたいです。
ラノリンが含まれているので、水を弾く、水に濡れにくいわけで、
それに、着ていて温かい。
でも、重くて、臭いがする!ので一般には受けいられないようです。

ウール製品を洗う場合、クリーニング屋さんは通常
ドライクリーニングをします。
ドライクリーニングは、油汚れをよく落としますが、
汗など、水でよく落ちる汚れにはもう一つです。
ですので、Wクリーニングなどで、水で落ちる汚れを落とす
方法でウール製品をきれいにしているのです。

ドライクリーニングは、油汚れを良く落とす!
これって、必要な油分も落としていっている場合もあります。
「このカシミヤのセーター、なんだかゴワゴワしてきたわ!」
「タートルセーターの肌触りが、心地良くなくなってきた!」
などと思われたら、もしかしたらウールが持っている
必要な油分が取れてきているのかも知れません。

当店のこだわりの一つですが、
私の所のドライクリーニングには、アパレルが使っている
シリコン剤を入れています。
シリコン剤とは、化粧品などでも使われていますが、
大きく表現すると油分です。
このシリコン剤を使い始めた頃、本当に肌触りがいい!と
思いました。
特にカシミヤのコートの肌触りがいいな!と感心しました。
今では、すっかりなれていて自分では判らないのですが、
先日、
「足立さんの所に出したスーツ着ていて、やわらかくて気持ちがいい!
 以前の所は、ゴワゴワしていたのですが・・・」
って言われました。
なんか自慢話になりましたが、本当にうれしかった一瞬でした。

このシリコン剤は、もちろん無色無臭ですよ。
でも、ラノリンを含んでいるフィッシャーマンズ・セーターは
雪の日の漁には威力を発揮し、漁師の身体を保護し生命を守っています。
ですので、猟師さんたちはラノリンの臭いがすると
安心感が沸いてくるのだそうです。

臭いというのは、その人その人それぞれですね。

でもやっぱり、服は無臭が一番いいですよね!


2006年11月13日

品質保証

このホームページのトップページに
「品質保証」のマークが付いているのを
皆さんは気づいてもらっているでしょうか?

品質保証のところを、クリックしてもらうと
書いているのですが、
私たちは、お客様から大事な衣類を預かって、
洗濯をしてお返しをする!というのが仕事です。

お客様にとって、一番良い状態でお返しする事を
心掛けていますが、私はクリーニング店で育ってきています。
ですので、クリーニング店に出すお客様の気持ちが
分かっているようで、本当は分かっていないのかもしれません。

お客様が、何を求めておられるのか、
クリーニング店にどうしてほしいのか、を
私は聞きたいのです。

どんな些細な事でもいいのです。
「主人のYシャツは、たたみで!息子のは、つりで!」とか
「前から思っていたのですが、この場所にタッグをつけないで!」とか、
「足立さんのとこに、ずっと出しているので今さらなのですが、
 このシャツの仕上げのここを、こうしてほしいのですが・・・・」
などなど、私が気づいていないお客さんの希望を聞くことが
この「品質保証」を付ける一番の理由です。

お客様の意見が、私の店の品質を上げていくものだと
思っていますので、どんどんと思っている事をいってください。

これからもよろしくお願いします。

2006年10月31日

何でも言って下さい!

クリーニング業をしていて、
いつもお客様の立場にたって、
仕事をしようと心掛けています。

しかし、私たちが当たり前としている事が
お客様にとっては、してほしくない事になっているようです。

その実例が、今日の夕方にありました。
今年の秋から、集配会員になっていただいたお客様に
夏物のジャケットを収めた時、そのジャケットを見てすぐに
「うわ!これはだめ!」とドキ!とする一言!
「え!どこがですか?」と、とっさに伺うと、
「衿は立てておいて!」との事。
「私は、上着を片付ける時は衿を立てて片付けるの!
 衿が折られているのが嫌なの!」と言われ
衿を立ててカバーを掛けられました。

どういうことかと言うと
普段、ジャケットを収める時は、この状態
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でも、そのお客様に収める時は
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このような状態で、収めなくてはいけません。

全てのお客様が、この状態で収める事を
望んでいるとは思いませんが、
私の所は、個人店ですので
お客様一人一人のご要望を、
一つ一つ聞いていくことは、容易に出来ます。

この事例のように、洋服の収め方
Yシャツの糊が硬い・薄いや
「前から気になっているのだけれども、
 本当に些細な事なので、まあいいや!」と言う事を
ぜひとも教えてください。
その、一つ一つがいい店になっていく事だと思っています。

お客様にとっていい店にしようと
頑張っていますので、
どうかお客様からの意見を言ってください!
今後もよろしくお願いします。


2006年07月10日

色修正

7日のブログに載せた
“襟やけ”に活躍したのが、
この道具!
DSC_0030.jpg
箱に入っているペン状のものが“染料”
修正するものの色を、この色々ある色の染料を
混ぜ合わせて作っていきます。

その色を合わせるのに使うのが、
横にある“二八皿”
この皿は、しみぬき剤を混ぜる時にも使う
とても便利な皿です。

そこにある“筆”は色修正用の筆!
中心が硬い毛で、周りが柔らかい毛で出来ていて、
毛先が針のようになって、色修正に適しています。

そして、今回、活躍した“ピースガン”
拡大すると
DSC_0031.jpg
横のタンク状の所に、染料を入れて、
引き金(実際こういうのか分からないけど
 ガンなので、この表現をしておきます。)を引くと、
先から、霧状になって染料が出てきます。
その霧状を、使いこなしてあらゆる面積をカバーしていきます。

このような道具を使って、色やけを直していきます。

2006年04月19日

着物の仕上げ

今日、お客さんから
「着物のプレスを、お願いしたいのですが?」
と、電話で問い合わせがあり、
お客さんのところに、取りに伺いました。

着物を見せてもらうと、左の袖が半分に折れていて
その折り目がアイロンで押さえたかのようにきれいに筋が
入っていました。

「5月1日に着たいので・・・」
との事なので、持って帰って早速仕上げに!

文鎮を使って、仕上げ用の木の棒とで
蒸気を当て、生地を伸ばししっかりと蒸気を取る。
平台(着物用で、着物をかぶせられ引っ張りながら仕上げができる。)の
上で、ドライアイロンでしっかりと生地を仕上げていきます。
着物の仕上げは、裾や袂、衿はふんわりと仕上げるのが
本当の仕上げ!

たまに、裾や袂・衿までしっかりと
アイロンをして、見た感じがペッタンコの着物を見ることがありますが
これは、着物の仕上げとしてはダメだと思います。
そういう仕上げだと、意外と衣文賭けに掛けた時、
裾に水が入ったように膨れて、裏地がだぶついていて
プレスをしているから、アイロンの筋が見えている!
また、身八つ口が畳んだとき、波打ている!
そのようなかっこが悪い仕上げになってしまいます。

当店も以前は、それに近い仕上げでしたが、
今では、不入流で学んでそのような仕上げは
一切してはいません。今日、電話をいただいたお客さんの着物は
しっかりと、またふんわりと仕上げていますので
5月1日は、気持ちよく着ていただけると
自信を持って、今週末に持っていけます。