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2008年07月02日

再開

2008年も後半に入ってきました。
足立クリーニング店のホームページ内の
ブログ更新が、滞っていました。
7月に入って、また更新をしていきますので
宜しくお願いします。

久しぶりのアップは、しみ抜き事例です。
今回は、インク取りです。

最初は、ブラウスに赤インクが付いた事例です。

(画像をクリックすると拡大します。)

この事例は、生地の上に付着しているようで
お客さんが、触らずに持ってこられたので
難なく取れました。

(画像をクリックすると拡大します。)

もう一つの事例は、ポケットに入れていた
ボールペンからのインク漏れで、しっかりと生地に
しみこんでいる事例です。

(画像をクリックすると拡大します。)

この事例は、インクが付いているところを一つ一つ、
しみ抜きをしていきました。
時間は、少し掛かりました。

(画像をクリックすると拡大します。)

インクの染み抜きは、最初の処理が肝心です。
服にインクが付いた時は、何もしないままに
クリーニング屋さんにお願いをしたほうが良いと
思います。
その前に、服にインクが付かないように
気をつけましょうね!

2008年04月25日

襟汚れ

コートやジャンバーなどのアウターは、
ほとんどワンシーズン、着用をして
暖かくなってきた春に、仕舞い洗いとして
クリーニングされる方が、ほとんどだと思います。

コートやジャンバーなどは、そんに汚れていない!と
思っても、意外と汚れているものです。

特に、襟はしっかりと汚れています。
ここにアップした画像のジャンバーも
よくある襟汚れの一例です。

(画像をクリックすると拡大します。)

襟汚れと、シミがついていてドライクリーニングでは
完全に除去できません。
染み抜きと水洗いを併用して除去をしました。

(画像をクリックすると拡大します。)

もう一つは、冬物ではない麻のジャケットの襟汚れです。

(画像をクリックすると拡大します。)
汗による黄変が見えていて、
紺色の地色が、壊れているようです。

(画像をクリックすると拡大します。)
黄変処理をして、全体の汗抜きをした後、
地色直しをしました。

襟は、汚れが目立つ場所です。
上に挙げた例は、そんなに珍しい事例ではないものです。
汚れが落ちなくて、クリーニングから返ってきて
諦めておられる方は、一度、連絡をしてみてください。


2008年03月06日

紺屋の白袴

「紺屋の白袴」
Yahooの辞典で調べると
「紺屋が、自分の袴は染めないで、いつも白袴をはいていること。
 他人のことに忙しくて、自分自身のことには手が回らないことのたとえ。
 こうやのしらばかま。」
と出てきます。

恥ずかしい事ですが、いつも“しみ抜きをしています!”
と言っている私のジャケットがとても汚れていました。

(クリックをすると拡大します。)

「紺屋の白袴」ではなく、1月・2月・3月は
クリーニング業界はシーズンオフ。
時間は、あります。
自分のものは、そんなに汚れていない!と思って
ほとんど気には止めずに着用していました。
ある時、嫁さんが
「あんた!この衿、こんなに汚れているで!
 お客さんのばかり、ホームページにアップして
 これをアップし!」
と言われ、早速に洗いアップしました。

(クリックをすると拡大します。)

衿絡みでもう一つ。
これは、お客さんの依頼品です。

(クリックをすると拡大します。)
 
このジャケットの素材は、綿です。
どうやら汗などで、変色と脱色をしているようです。
まず、汗抜きと黄変処理をして、
脱色している所を“地直し”しました。

(クリックをすると拡大します。)

お客さんに渡したのは、2週間ほど前で
その時は、喜んでいただきました。
今日、そのお客さんがこのジャケットを持ってこられ
「衿がきれいになったので、今度は袖の部分が
 気になってきました。一・ニ度着たので、洗っていただいて
 両肘の所も直してもらえますか?」
との依頼を受けました。
カウスの部分は、処理をしたのですが、
腕が曲がる肘の部分の内側はしていませんでした。
それほど目立たず、横に数本の薄い脱色です。
明日、今度はこのジャケットの両肘の地色直しを
しますか!

今は、まだ仕事はシーズンオフ!
時間はありますが、後2・3週間ほどすれば
冬物の仕舞い洗いのシーズンになります。
そうなれば、仕事量が増え、上のジャケットのような
地色直しは、休日の日の仕事になります。
そして、家族のクリーニングも後回しになっていきます。
そうなった時に、「紺屋の白袴」状態になりかねません。
4月・5月に私のシャツにシミがついていても
笑わないでやってください。
宜しくお願いします。

2008年02月12日

「習字の授業がある事を知らずに気に入っている
 トレーナーを着させたら、墨をつけてきて・・・・・
 むりですかね?!」
と、店に持ってこられました。

そのトレーナーが、これです。

(画像をクリックすると、拡大します。)

地色を壊さずに、一つ一つ処理しました。

(画像をクリックすると、拡大します。)

汚れるような授業があるときは、
それなりの服装が、いいみたいですね!


2008年01月21日

最近のしみ抜き例

街中を見ていると、本当に多いですね。
ダウンジャケットなどのジャンバーやコート。
もう、冬のアウターといえば“ダウン”になりましたよね!
そのダウンジャケットなどのクリーニング依頼が、
年々、増えてきています。

その中で意外と多いのが、以下の画像のように
油染みが付いて、何とかしてください!との依頼。

(画像をクリックすると、拡大します。)

丁寧に処理をして

(画像をクリックすると、拡大します。)

もう一つが、
カシミヤのカーディガンに、紅茶をこぼされた例です。

(画像をクリックすると、拡大します。)

一度、洗濯がされていたようで、
少し手間取りましたが

(画像をクリックすると、拡大します。)
すっきりと取れました。

今しばらく、しみ抜き事例を、さぼっていましたが
画像を残して載せていきますので、ょろしくお願いします。

2007年11月06日

脇の汗ジミ

夕方の5時ですっかり日が暮れ、
京都では、南座の顔見世に挙げる「まねき」に
勘亭流の文字が書かれるニュースが流れるなど
どんどんと季節が冬に向かっていきます。

このような時期の染み抜きで、圧倒的に多いのが
脇の汗ジミです。
この汗ジミですが、黄変などのシミは、しみ抜きで
きれいになるのですが、
生地の色を、汗や紫外線などで退色している場合は
しみ抜きでは、きれいになりません。
退色している場合は、生地の色が抜けているので
その抜けている色を入れてやらなければ
きれいになりません。

少し、上記で書いた事例には合いませんが
脇の汗ジミで、しみ抜きできれいになった例です。

(画像をクリックすると拡大します。)

汗抜きクリーニングと染み抜きで

(画像をクリックすると拡大します。)

このコートの脇の汗ジミは、黄変ジミと
その中央が汗などで地色が退色している事例です。

(画像をクリックすると拡大します。)

このコートも、しみ抜きと汗抜きクリーニングを
行った後、失われている色を入れて(地直し)
シミがあったのが判らない状態になりました。

(画像をクリックすると拡大します。)

しみ抜きをすれば、ほとんどの汗ジミはきれいなります。
ですが、しみ抜きをしないのに越した事はありません。
しみが出ないように、汗が付いたら
しっかりと洗うコースで、洗ってもらう方が
気に入った服を長く着用できると思います。

2007年10月25日

子供の祝い着

七五三の、のぼりがあちこちで
見られるようになってきました。

七五三に着せようとしている祝い着。
ほとんどの方は、数年前に使って
ブンコに入れてタンスの中にそのまま!という状態ではないでしょうか?

「今度の七五三、あの祝い着を着せよう!」
と思って、タンスから出してみてみたら
「あら!こんなにシミが付いている!」
と、思われている方がおられると思います。

そんな事例が下の写真です。

(画像をクリックすると、拡大します。)

しっかりとシミがでています。
何とか、今月中に仕上げないと!ということで
処理をしました。

(画像をクリックすると、拡大します。)

七五三の当日は、快晴であってほしいものです。
私の所の2人の子供の頃は、快晴で
上の子のときは、汗ばむほどで少し暑く
下の子の時は、写真屋さんで時間が長くなってしまい
子供がぐずったものでした。

そんな事が、頭の中をよぎりながら
今回は、仕事をしました。


2007年09月04日

最近のしみ抜き事例

「このスカート、水玉の所がにじんで
 直らなければ普段着にしようと思っているのですが・・・
 直りますか?」
と白地に水玉の綿100%のスカートのクリーニング依頼がきました。

そのスカートが、この画像のスカート!

(画像をクリックすると拡大します。)

所々、水玉模様がにじんでいます。
しみ抜き台で、水を掛けて、しばらく放置をしていると
その濡れている部分だけがにじんできます。

にじんでいる部分が、数箇所あるので
にじんでいる部分だけではなく、
全体を一度に処理する方法でしました。

(画像をクリックすると拡大します。)

何とか、また外出着にしてもらえると思います。

もう一つの事例は、
「主人が出張から帰って、カバンの中の洗濯物を
 取り出してきたら、こんなになっていて
 “何をつけてきたの?”って聞いても、
 “わからん”ですって!!取れます?」
との依頼。

ポケットに何かが入っていて
それが広がったようです。

(画像をクリックすると拡大します。)

このように、何が付いているのかわからないシミは
油性・水性汚れを取るしみ抜きをして、色素処理、漂白と
手順を踏みます。
シミが取れたので、その後水洗いをしました。

(画像をクリックすると拡大します。)

2007年08月10日

汚れました。

盛夏、真っ盛りの今日この頃。
何もせずに、じっとしていても汗が噴出してきます。
このような時は、逆に体を動かして
汗をかいて、シャワーを浴びた方が
よっぽど気持ちがよいですよね!

でも、社会人の方々は、昼間にそう簡単にシャワーを
浴びる事ができません。
営業の方は、スーツを着ての外回り。
どうしても、衣類に汗は染み付きます。
色の濃いスーツだと、そうは目立たない汚れでも
薄い色だと目立ちます。

今回は、女性用のパンツスーツです。
2・3回、着用をしたらこのように汚れたようです。


(画像をクリックすると拡大します。)

しっかりと汚れています。



(画像をクリックすると拡大します。)

色の濃い服も、このように汚れています。
お盆休みが、もう間近!
いつも働いている洋服も、きれいにして
休ませてあげてください。

2007年07月17日

黒かび

梅雨明けはまだかな!
と愚痴が出てしまうほど、すっきりとした天気に
ならない今日この頃。
天気予報を見ていても、梅雨前線がしっかりと
横たわっています。

このような、じめじめとした日が続くと
体が重たくなり、動くのが億劫になりませんか?
体に湿気が溜まって、重くなっているような気がします。

人間の体だけではなく、衣類も湿気を吸っています。
その湿気を、しっかりと乾かさないと“カビ”が発生します。

今回、事例に挙げるのは、お店の麻のノレン。
暖簾の分かれているところに黒カビがついています。

(画像をクリックをすると拡大します。)

黒かび処理をすると、

(画像をクリックをすると拡大します。)

湿気たままにしておくと、すぐにカビが出ます。
雨降りのゴルフなど、
濡れた服を、ビニール袋に入れたままなどは、
黒かびが出てくる要因です。
気をつけてくださいね!

2007年06月28日

最近のしみ抜き

冬物の仕舞い洗いで、忙しい4月・5月・6月は
洗い場・仕上げ台などの所で、てんてこ舞いの日々!

このような時期には、いろんなしみ抜き依頼も増えます。
しかし、仕事に追われ仕事を片付けていく事に
神経がいっていて、しみ抜き画像を残す事をよく忘れます。
せっかくしみ抜き前に撮った画像でも、
仕上がってお客さんに渡した後に、
「アッ!写真を撮るのを忘れた!」や
しみ抜き処理をしている途中で、
「これ、撮っといたらよかったな~」
などなど、写真を撮るのを忘れる事がよくあります。

その中で、撮った画像はネクタイ2本と
袖にワインをこぼした事例です。

まずは、ネクタイ。
この2本は、同じお客さんの依頼で
「ずいぶん前のシミです。
 取れればと思いお願いします。」とのことで処理。


(それぞれの画像をクリックすると拡大します。)

ジャケットの方は、
「ワインを溢して、すぐに他店でクリーニングをしてもらったのですが
 これ以上は無理。と言われて・・・・ダメでしょうか?」
そこで、処理!


(それぞれの画像をクリックすると拡大します。)

後は、せっかく撮ったのに処理前と後では
全然違う色に写ってしまっている画像もあります。
写真の事は、詳しくはないので上手に言えませんが
撮る時の周りの光の状態でかなり変わるものです。
カメラというのは、難しいものです。
カメラの腕も上げなくては!!

2007年05月03日

ゴールデンウィーク

ゴールデンウィークの後半に入って、
集配は、休ませてもらっています。
毎年の事ですが、この時期に溜まってきている
クリーニングを処理できる機会です。

衿とカウスにムートンが付いているコートに、
古いシミがついていて、4月半ばから
今まで、手付かずに店においていました。
今日は、それを処理しなければ、落ち着かず、
朝一番に、処理をしました。
カメラのバッテリーがなくなっていたので、
画像は取れませんでした。

後は、普段している染み抜きをして、
時間が掛かる着物を洗いました。

そこで、普段にしているシミ抜き事例を
載せておきます。
今回は、2例で以前にカメラに納めた画像です。

最初は、ブルーのスプリングコート。
「諦めているのですが、気に入っているコートなので・・」
ということで、自店に

(画像をクリックをすると拡大します。)


(画像をクリックをすると拡大します。)
お客さんは、本当に喜んでもらいました。

次は、セーターにコーヒーをこぼされた事例です。

(画像をクリックをすると拡大します。)
かなり派手にこぼされました。


(画像をクリックをすると拡大します。)

ゴールデンウィークは、後3日あります。
かなり処理が出来ます。
これで、「アー、しなくちゃ!!」と
気が重くなる仕事がなくなります。
ゴールデンウィークは、ある意味
私の心の洗濯期間です。

2007年04月06日

最近のしみ抜き

ここ数日、仕事と仕事以外で忙しい日々を送って、
なかなかパソコンの前に、落ち着いて座れません。
どうしても、このブログの書き込みが遅れます。
来週ぐらいから、少しは落ち着いてくると思いますので、
これからも、お付き合いをお願いします。

今回は最近のしみ抜き事例を載せさせてもらいます。

最初は、スカートに赤い墨汁をこぼし、
そこを濡れてたタオルでたたいて、広がった事例です。

(画像をクリックをすると拡大します。)

墨汁が広がっているので、その分しみ抜き範囲が
大きくなって大変でしたが、きれいに取れました。

(画像をクリックをすると拡大します。)

次は、ブラウスに血液が付いた事例です。
このブラウスは、麻のブラウスです。
麻は、容易に地色が白くなるので注意が必要です。

(画像をクリックをすると拡大します。)
このブラウスも、きれいに出来ました。

(画像をクリックをすると拡大します。)

最後に、単衣の色無地の着物です。
袖口が、かなり黄色く変色しています。

(画像をクリックをすると拡大します。)
この着物も、なんとか目立たなくなりました。

(画像をクリックをすると拡大します。)

これから、クリーニングの量が増えてきます。
今までのように、写真を撮る時間がなくなって
次から次えと、しみ抜き処理をしていくと思いますが、
出来る限り画像を残して、紹介していくつもりですので
また、見に来てやってください。
よろしくお願いします。

2007年03月06日

手がすべった!

先日の日曜日は、Tシャツ一枚で気持ちがよい
気候で、今日は真冬の気候に戻って
何を着たらよいのか迷う今シーズンですよね。

気温が下がってきて、空気が乾いてくると
肌がかさかさになってきます。
私も、どうやら乾燥肌みたいで体の所々が
かゆくなります。それに、指先がつるつるで
紙を数える時に、水分をつけなければ数えられなくなりました。
幼い時は、祖父や父親がお札を数える時、
指先を湿らせて数えているのが、とても不思議でしたが、
今となっては、よく分かります。

そんな、指先がつるつるで物が掴みにくいこの時期、
他の方々も同じなのか、ジュースの入ったコップを
着物の帯の上に溢されました。
それが、この写真です。

(画像をクリックすると、拡大します。)

水だけでは、落ちてはくれないので
しみぬき剤を使っての染み抜きとなりました。
とりあえず、地色が抜けずに、また輪ジミにならないように
注意をして、処理をしました。
それで、その結果は

(画像をクリックすると、拡大します。)

きれいに取れました。

今しばらく、乾燥した日々が続きそうです。
大事な物の前や、パソコンの前での
飲み物には、十分に注意をしましょうね!

2007年02月22日

シルク素材のしみ抜き

最近、自店にしみ抜き依頼を受けた中で
素材が、シルクのものを2例挙げさせていただきました。

一つ目は、シルクのブラウス。
しばらく着用をしていなくて、見てみると
脇に汗ジミが出ていました。との事。

(画像をクリックすると拡大します。)

(画像をクリックすると拡大します。)

次に着物のしみ抜き事例です。
シルクのしみ抜きですが、着物の場合は正絹といいますよね。

(画像をクリックすると拡大します。)

(画像をクリックすると拡大します。)

今回は、以上です。
また、足立クリーニング店の「ちょっと聞いておくれやす」を
見に来てくださいね!

2007年02月01日

ドレスの染み抜き

「しみ抜きをしています。」と言っていると
「このようなものでも、とれますか?」と
依頼を受けたのが、今回のシルクのドレス。

(画像をクリックすると拡大します。)

裾を拡大してみます。

(画像をクリックすると拡大します。)

かなり黄変が進んでいます。
このように、あめ色にまで変色していると
正直、どこまで取れるかわかりません。

「かなり、ましになると思います。」
「取れなくても、いいですよ。やるだけやってみてください。」
と、お客様の言葉でしみ取り処理に!


(画像をクリックすると拡大します。)
遠目から見ると、きれいになっています。
で、近寄ってみると

(画像をクリックすると拡大します。)

うっすら残っていますが、
なんとか判らない状態までに出来ました。

これで、お客様に喜んでもらえるかな?!!

2007年01月22日

衿の地直し

気に入った服は、何かあるごとに着用しますよね。
よく、お客様から
「主人は、着ていく服がたくさんあるのに
 いつもこの服を着ているので、よく汚れています。
 替えのものはあるけど、この服がないと怒るので
 急ぎでお願いします。」
と、よく言われてクリーニングの依頼を受けます。

確かに、私もそこそこの服の数を持っていますが、
着る服が決まってくる!というのは判らなくはないです。
その服を着ていると、
落ち着くというか、肌に合うというか
気が付くと同じ服を着ている!ということはよくあることです。

そのようなことが、今回の事例に挙げた綿のジャケットです。

(画像をクリックをすると拡大します。)

このジャケットを依頼されたお客様は
「去年の夏は、この服をよく着ました。
 衿が気になるので、何とかなりませんか?」
「これは、すれている部分が退色しているため
 洗って直るというものでは、ないですよ。
 地直しといって、色を入れなくてはいけませんね。」
と応対させてもらうと、
「それでお願いします。」
ということで、処理をさせてもらいました。


(画像をクリックをすると拡大します。)

今回のジャケットは、どのくらいの頻度で
着用されてかは判らないのですが、
今の時期の服、コートやスーツ・セーターは
毎日、着用せずに休養を与えて
汚れがひどくなる前に、クリーニングをすると
気持ちよく着てもらえる期間が長くなりますよ!

大切な衣類です、大切に着用して
お手入れも忘れずに!!

2006年12月25日

家庭洗濯の事故

お正月が近づいてきて、色んな雑用ができ
パソコンの前に、なかなか落ち着いて座れない毎日です。
仕事の方も、年内収めの仕事や
「大掃除をしていて、夏物や洗うのを忘れていたコートが
 出てきたからクリーニングをしてください!」と依頼を受け
バタバタとしています。
本当にありがたい事です!

そんな時に、先週の週末に
「娘の大事な白のセーターを、ホームクリーニングをしたら
 違うセーターの紺のリボンの色が移りました。
 リボンは、ナイロンだったので移らないと思っていたのですが、
 何とかしていただけないでしょうか!」
と、お母さんが店に言ってこられました。

見てみると、前の裾の部分と背中の一部分に紺色の
移染が見られました。

(画像をクリックすると拡大します。)
 
よく見ると、紺色が移っているでしょ!
ピンク色と黄色の色は、私の所のタグの色です。

(画像をクリックすると拡大します。)
 
今日、そのお母さんが来られてセーターを見て、
「これで、娘に怒られなくてすみます、ありがとう!」
と言っていただき、その時はドタバタしていたのですが、
お客さんから“ありがとう”と言われて、気分が穏やかになりました。

気ぜわしい時期ですが、イライラしないように
頑張って年末を過ごしましょう!

 

2006年12月13日

セーターの黄変ジミ

染み抜き事例を、このホームページに載せていると
多くの染み抜きを頼まれます。

今日も二件、染み抜き依頼がありました。
一つは、一番多いブラウスの汗ジミ、
もう一つは、シャツに毛染めが付いたので取ってくれ!です。
この事例も、後日に載せるとして、
今回は、ブルーのセーターの染み抜き事例です。


(画像をクリックをすると拡大します。)

前にかなり大きな黄変ジミがあります。
全体にも大きさは小さいのですが、
黄変ジミが出てきているので、
染み抜きと洗いを同時に処理をしました。


(画像をクリックをすると拡大します。)

これで、着れる状態になったと思います。

まだまだ、染み抜きは勉強中です。
不入流(いらずりゅう)の技術も、日々進化をしています。
これからも、お客さんの要望にお応えが出来るように
頑張っていきますので、よろしくお願いします。

2006年11月23日

休日の一日

今日の祝日、勤労感謝の日は集配を休ませてもらい
その時間で、店の中で仕事をしました。
このように、休日の日の仕事は時間があるので、
遅れ気味の仕事をさせてもらっています。
それが、着物の洗い・仕上げです。

今日の着物は、地色が白っぽい訪問着。
シミはほとんどありませんが、衿が汚れていました。

(画像をクリックをするとかくだいします。)
衿汚れと、少し黄変をしています。

着物は、洋服と違って着用した後、
そのまま畳んでタンスに仕舞われるケースが多いようです。
着物を着用したら、着物用のハンガーに掛け
食べこぼしや、泥ハネが付いていないかをチェックしてください。
シミや汚れがあると、プロに任せて方が良いですが、
目だった汚れ・シミがないときは衿などを
ベンジンで拭いて、しっかりと湿気を取ってから
畳んで仕舞ってください。
出来たら、仕舞われる時は雨の日を避けて、
晴れている時をお勧めします。

上の訪問着の衿の黄変を取ってみた画像が

(画像をクリックをするとかくだいします。)
汚れ・黄変が取れたので丸洗いしました。

その後今日は、雨が降らなかったので
他の仕上げてある着物、4枚を不入ダタミして
仕事を終わりました。

昼からは嫁さんとデパートに四条に行きましたが、
思った以上に車は込んではいませんでした。
でも、行楽地は大変、込み合っている事でしょう。
今週末も大変込み合うと思います。
京都に車で来られる方は、覚悟をしてきてくださいね!

2006年11月14日

忘れていたジャケット

「寒くなってきたので、あのジャケットを着よう!」
と思って、クローゼットを開けて見てみたら
「あれ!春に洗ってなかったっけ!!」
というのが、この事例。

(画像をクリックすると拡大します。)

(画像をクリックすると拡大します。)
衿や袖はかなり汚れていて、
全体的に薄く茶色になっています。

意外と多いと思いますよ、こういう事。
クリーニング業をやっている私でも、春になって
「まあ、今すぐに洗わなくても、もうちょっとしてから
 洗濯をしよう!
と思って、ついこの前に洗った
白色のダウンジャケットがあります。
見た目には、そんなに汚れていないと思っていましたが、
よく見ると、衿や袖口が思った以上に汚れていて、
洗ってみると石鹸水が、あっという間に黄色くなってしまいました。
そんなに着用していないようでも
「しっかりと汚れているのだな!」と
自分のもので実感しました。

それで、上のジャケットはどうなったか、

(画像をクリックすると拡大します。)

(画像をクリックすると拡大します。)

衿の汚れや袖の茶色になっていた汚れは取れているでしょ!

これから着る服、しっかりと洗ってありますか!?

2006年11月04日

七五三

町の木々が色づいてくる11月。
あちこちの神社には、かわいい着物を着た
子供さんたちの姿を見る事ができます。

七五三のお祝いです。

七五三は室町時代に始まり、江戸時代になってから
11月15日を吉日として、庶民の暮らしの中で
育まれてきました。
男女とも三歳になると前髪を伸ばす「髪置(かみおき)の祝い」を
男子が5歳になると正月吉日か11月15日に「袴着(はかまぎ)の祝い」
女子が7歳になると「帯解き(おびとき)の祝い」をします。

子供の着物には、一つ身(一、二歳)・三つ身(三、四歳)・
四つ身(四~十歳)・本裁ち四つ身(七~十二歳)があります。

今回、私の所に持ってこられたのは
女の子の一つ身。

「かなり古いシミで、全体にありますが・・・」との事!

(画像をクリックすると拡大します。)
確かに、袖・袂・身頃と色んな所にシミがあります。

「もう少ししたら、使いたいのですが間に合いますか?」
「何とか、してみましょう!」
で、10日間ほど預からせていただき
11月の初旬に、お客様にお渡しできました。
それが、これ。

(画像をクリックすると拡大します。)

完全に、全てのシミは取れませんでしたが、
着ていただける状態には、なっているのではないでしょうか。

お祝いの日は、家族中がドタバタすると思いますが、
それも、なかなか良いドタバタですよね!

そのドタバタも、スカッとした秋晴れの下で
みんなが笑顔で写真に納まれば
本当に気持ちの良い素晴らしい一日になるのでしょうね!

2006年10月16日

シルクのスカーフ

普段は深追いをしない、
シルクのスカーフのシミぬき!

シルクのスカーフの染み抜きは、
すぐに地色が抜けてしまって、
地色直しに手間がかかります。

今回もスカーフの染み抜き依頼がありました。

(クリックをすると、拡大します。)

スカーフ一面に輪ジミが出ています。

最初は、「輪ジミか!」と思い
「輪ジミを取る処理をすればいいか!」
と、安易な事を思い、処理をしましたが、
まったく変化なし。

本当に普段なら、
スカーフで、このように一面のシミがあって、
輪ジミを取る方法でシミが動かなければ、
手をつけないのですが、
今回は、「もう少し試みるか!」と
不入流(いらずりゅう)の染み抜き剤で
処理をすると、
「ん!いける!」という感覚!

で、その結果が

(クリックをすると、拡大します。)

少し自信がついた事例です。

2006年10月05日

きれいにして!

シミ取りクリーニングをしていて、
「本当にきれいにしてくれて、ありがとう!」
と言われます。
ありがたい事です!

そのお客さんが、
「きれいにしてくれはるから、私の実家の
 母のブラウスを頼みます。」
って言われて、服を見てみると
あちらこちらに黄変シミがあります。

(画像をクリックすると拡大します。)
この画像は、肩ですが全体にシミがあり、
右前に大きくシミがあります。

(画像をクリックすると拡大します。)

このようになった原因は分かりませんが、
全体にシミが出できたら、お気に入りの服でも
嫌になりますよね!

服は袖を通してなんぼ!ですよね。
私も以前は、
「これ高価だったから、普段に着るのはもったいない!」
とか思って、1・2回しか着ないで、そのシーズンが
終わり、次のシーズンもほとんど着用しないでいると、
今度はそれが、なんとなく古ぼけてきて
結局、ほとんど着ないでタンスの肥やしになっている
服があります。
やはり、気に入っている時にどんどん着ていっていくと
その服の価値が出てくるのだと思います。

それで、上のブラウスをもう一度着てもらうために
頑張りました!その結果、


(画像をクリックすると拡大します。)

これでこのブラウスも、お気に入りの服の
一つになってくれて、来シーズンは
活躍の場が増えてくれれば、
大変うれしく思います。

2006年09月26日

仕舞い洗いはしっかりと!

夏物を着用したままに、クローゼットに
掛けっ放しにしておくと、あちこちにシミが
出やすくなります。

今回の事例も、そうなのかも知れません。

(画像をクリックすると拡大します。)
前に大きくシミがありますが、
あちらこちらに、細かい黄変シミがあります。
その一部分が、この肩部分です。

(画像をクリックすると拡大します。)

このような事例に、ならないようにするには、
やはり着用後は、クリーニングをする事!
このようになるには、ある程度の時間が
経たないとシミが黄変しません。

黄変すると、通常のクリーニングでは、
落ちにくくなり、黄変処理をしなくてはなりません。

今回も、通常クリーニングでは取れませんでした。
黄変処理をすると、


(画像をクリックすると拡大します。)

これからの、夏物衣料の仕舞い洗い!
しっかりと洗って、来シーズンに
気持ちよく着用してもらいましょう!

2006年09月12日

ボールペンのシミ